2026年1月12日




本年最初の外国訪問先であるイスラエルとパレスチナでの日程を終え、次の目的地、カタールに向かっています。
イスラエルでは、ヘルツォグ大統領、ネタニヤフ首相、サアル外相と、パレスチナでは、シェイク副大統領やムスタファ首相と、それぞれ有意義な会談を行うことができました。
イスラエルとパレスチナを取り巻く状況の改善のためには「包括的計画」の着実な実施が求められています。日本としても積極的な役割を果たしていく旨を双方にお伝えいたしました。
また、中東和平の本格的な実現に向けては、双方の相互不信を解消していくことが重要です。こうした観点から、イスラエル、パレスチナ双方にやるべきことがあるということを率直に伝えました。
イスラエル側には、ハマスの攻撃を断固非難するとともに、ガザの深刻な人道状況に対する懸念を伝えました。その上で、ヨルダン川西岸における入植活動の拡大や暴力の増加、また、国際機関及びNGO等による人道支援活動に関して、イスラエル側の適切な対応を強く求めました。
一方、パレスチナ側には、パレスチナ自治政府の改革の着実な進展の重要性を強調しました。また、日本は「二国家改革」の実現に向けて、パレスチナの国づくりの取組を引き続き支援していく旨を伝えました。
会談以外では、2023年10月のテロ攻撃で襲撃を受けた野外音楽祭跡地を視察し、犠牲者に対して深い哀悼の意を捧げました。また、ガザ地区をめぐる国際的な取組の調整業務を担う軍民調整センター(CMCC)や、ヨルダン川西岸地区にあり日本政府が支援するジャラゾン難民キャンプを訪問しました。
日本政府は、ガザの復興や中東における平和と繁栄の実現に向け、日本ならではの外交を通じて、しっかりと役割を果たしていきます。