ワシントン公式日程の2日目は、上院外交委員長を10年以上務めて議会で米国外交をリードするメネンデス委員長、私の外務大臣時代にバイデン政権の発足後にカウンターパートだったブリンケン国務長官と会談しました。
メネンデス委員長は、私が20代の頃にアルバイトしていたビル・ブラッドリー元上院議員と同じニュージャージー州選出です。メネンデス委員長もブラッドリー元議員と友人ということで、とても懐かしい思い出に触れる会談となりました。
ブリンケン国務長官とは、旧交を温めながら、厳しい国際情勢の中で、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことを確認し、ウクライナや東アジアの情勢についても議論を深めました。
今回の訪米では、2日間で8件の会談があり、閣僚、大統領補佐官、そして11名の上院議員と面会するなど、大変充実した滞在となりました。
今回、外務大臣とはまた違った立場で、率直に意見交換し、日本の考えもしっかりと伝えました。2週間後のG7広島サミットに向け、いい訪米になったと思います。
これからメキシコに出発します。