北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け、本日午後、自民党の「北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部」を開催しました。ミサイルは、ロフテッド軌道で発射したと推定され、日本のＥＥＺ・排他的経済水域内に落下したとみられています。
国際社会の注目がウクライナ情勢に集まる中でのミサイル発射。北朝鮮の意図などについては、よく分析していく必要がありますが、いずれにしても、わが国にとって深刻な脅威であり、地域、国際社会の平和と安全を脅かし、関連する安保理決議にも違反するもので、極めて遺憾です。
２年２カ月の私の外務大臣在任中に北朝鮮は弾道ミサイルを１０回発射しましたが、今年の北朝鮮によるミサイル発射は１１回目。北朝鮮は急速に技術力を高めており、我が国自身の防衛力強化、そして、米国及び韓国と緊密に連携しつつ、北朝鮮の完全な非核化に向けてより一層主体的に取り組んでまいります。