2020年12月12日
南アフリカ訪問を終えました。本年6月に電話会談を行ったパンドール外相との2度目となる外相会談では、TICAD8に向けた協力を進め、南アフリカとのビジネス関係や人的往来を更に促進し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携していくことで一致しました。また、国連安保理改革、北朝鮮情勢、東シナ海及び南シナ海情勢等に関して意見交換を行い、連携を強化していくことで一致しました。さらに、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を要請し、支持を得ました。
南アフリカ出発前には、ラマポーザ大統領からの電話を受けました。大統領は、今回は日程の都合上直接お会いできず残念だが、訪問を心から歓迎すると述べられたのに対し、私からは、TICAD8に向けた協力を進め、南アフリカとのビジネス関係や人の往来を更に促進し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携していきたいと述べました。
今後も、アフリカで唯一のG20メンバー国であり、ラグビー等を通じて国民同士の関係も深まる南アフリカとの協力関係を力強く発展させていきます。
今は、次の訪問国モーリシャスに向かう機内です。