2020年9月11日
本日16時から、英国のトラス国際貿易大臣とテレビ会談を行い、日英包括的経済連携協定について、大筋合意に達しました。TPP11、日EU・EPA、日米貿易協定に続き、自由で公正な貿易体制の発展を日本が主導し、この成果を挙げることができました。
日英両国は6月9日から交渉に入りました。先月初めには私自身が英国を訪問し、大半の分野で合意し、主要論点について認識の一致に至りました。その後も詰めの議論を行った結果、非常に厳しい交渉でしたが、約3か月という異例のスピードで大筋合意に達するができました。
本日の大筋合意を踏まえて協定の詰めの作業をし、署名を行い、本協定について国会承認を頂いた上で、来年1月1日に発効することを目指します。これにより、日EU・EPAの下で日本が得ていた利益を継続し、英国にある日系企業のビジネスの継続性も確保することが可能になります。
また、今回、電子商取引を始め日EU・EPAより先進的かつハイレベルなルールに合意したことで、日英間の貿易・投資の更なる促進につながることが期待されます。