今日は能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島の朝市と仮設住宅を視察しました。
輪島の朝市では、震災の爪痕が至る所に残っており、地域の再生は、道半ばと感じました。地元自治体や商工会議所を中心に「再び人が集まる街に」という想いで進めている取組みを、国としても、予算面も含めしっかりとバックアップしていきます。
コミュニティの再生に向けては、大規模災害からの復興で知見や実績があるNPOや団体など、プロの意見を取り入れていくことも大切だと感じました。輪島のコミュニティ、事業の再生に向け、全国から「再生のアイデア」や「具体的手法」を提供する体制作りの検討を進めたいと思います。
「応急仮設住宅」では、被災者の方々から感謝の声も寄せられました。一方で、ご高齢の入居者が多く、浴槽やキッチンは揃っていても、「一人での入浴が難しい」、「食事の用意が大変」といった声がありました。
入浴、食事含め福祉サービスの機能を持ったコミュニセンターの開設が必要ではないかと感じました。政府とも話して、具体的検討を進めたいと思います。
これらの点も含め、近く、自民党として「第2次提言」を取りまとめたいと思います。