2020年12月16日
本日、麻生財務大臣と来年度予算に関する大臣折衝を行いました。
その結果、外務省として重視する二点が認められました。
第一に、途上国における保健・医療システム等の強化、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、そして、経済安全保障の観点も踏まえた支援を拡充すべく、前年度を上回る予算を確保しました。
第二に、危機下でも外交・領事業務を万全に遂行すべく、様々な外交手段を確保するとともに、外務省内においても業務の効率化・デジタル化を一層推進します。さらに、新型コロナの感染拡大後の在外邦人保護の経験を踏まえ、緊急事態対応を強化します。
早期の予算成立を目指します。また、これらも活用しつつ、「包容力と力強さを兼ね備えた外交」を更に前に推し進めていきます。