2019年6月21日
今日は、安倍内閣の経済財政政策と成長戦略の柱となる「骨太方針2019」と「成長戦略実行計画」を閣議決定しました。
今回の骨太方針については、国際経済環境の変化を強く意識するとともに、少子高齢化という日本が直面する最も高い壁にどう対応していくか、令和の時代の新しい日本のあり方、Society 5.0への挑戦を前面に据えています。副題は、「『令和』新時代:『Society 5.0』への挑戦」としました。経済再生最優先の基本方針を堅持し、経済の回復基調を持続させ、経済財政運営に万全を期していきます。
成長戦略については、AI、IoT、ビッグデータなどの第4次産業革命が経済社会に急激な変化をもたらしていることを踏まえ、デジタル市場のルール整備やモビリティにおける自家用有償制度の改正、地域の暮らしを支える乗合バスや地域銀行の独禁法の特例、人生100年時代を見据え、70歳までの就業機会の確保に向けた法整備などを盛り込んでいます。新しい「令和」の時代の成長戦略を、大胆かつスピーディーに進めていきます。