2025年2月7日
夕方からは地元に戻り、「山姥切国広」展の内覧会、セレモニーに参加しました。
足利市にゆかりの深い国重要文化財「山姥切国広」が、足利市民文化財団によって取得されました。これは、クラウドファンディングやふるさと納税を通じて、市民や全国の皆さんからの温かいご支援によるものであり、ご協力をいただい皆様に心より敬意を表します。
特別展では、山姥切国広とともに、その「原作」とも言われる国重要文化財「本作長義」も展示されております。足利城主・長尾顕長が両刀を所持していた安土桃山時代以来、名刀2振が、実に435年ぶりにこの地に揃うこととなりました。
ブームの火付け役となった刀剣を擬人化したゲーム「刀剣乱舞」(とうけんらんぶ)、「とうらぶ」と呼ぶらしいですが、金髪の美男子「山姥切国広」と、今回同時展示となる本作長義をモチーフにしたキャラクター「山姥切長義」も登場していることから、今回の同時展示は、今まで以上に注目を集めているとお聞きしております。
今回も、全国から老若男女、多くの方が足利の地を訪れ、日本刀の持つ美しさや歴史的背景に触れることで、日本文化の素晴らしさを実感する機会になるとともに、足利の歴史や文化、おいしい食べ物など、多くの魅力を堪能していただくことを期待しています。