2018年3月16日
3月の月例経済報告に関する関係閣僚会議が官邸で開催されました。
景気は緩やかな回復が続いています。私からは、設備投資や企業収益の動向、そして今週、大手企業を中心に回答が始まった春季労使交渉の状況について紹介しました。これまでのところ、多くの企業で5年連続となるベースアップが行われ、その水準も大半で昨年を上回っています。3%以上の賃上げを行う企業、働き方改革を先取りした企業もあります。これから、中小企業を含め、幅広い企業で交渉が進んでいくことになります。景気の回復とともに賃金、所得が増加し、それが消費や投資の拡大につながっていく。こうした好循環を実現することでデフレ脱却を目指していきます。