2021年6月2日
本日、日本とGaviの共催でCOVAXワクチン・サミットを開催し、菅総理が共同議長、私が司会進行役を務めました。
このサミットには、ハリス米副大統領、フォン・デア・ライエン欧州委員長、モリソン豪首相、ドゥテルテ・フィリピン大統領、グテーレス国連事務総長など、多くの首脳級・閣僚級が参加し、途上国用に18億回分(人口の30%相当)のワクチンを確保する上での資金調達目標の83億ドルを大きく超える額を確保できました。
日本からは、これまでの2億ドルの貢献に加え、更に8億ドルを追加拠出することを表明しました。また、環境が整えば、しかるべき時期に、日本国内で製造するワクチンを、3000万回分を目途として、COVAXファシリティ等を通じて各国・地域に供給していく考えも示しました。
日本は、世界に先駆けてCOVAXファシリティへの参加を表明し、資金拠出を行い、他国の参加を促すなど、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの考え方の下、途上国も含めた世界全体でワクチンへの公平なアクセスを実現するための国際的な取組をリードしてきました。引き続き、「ラスト・ワン・マイル支援」など、工夫をこらして、ワクチンの調達・分配、接種での支援を重点的に進めていきます。