2020年12月9日
チュニジアでは、サイード大統領、ムシーシー首相への表敬を行ったほか、ナフティ国務長官と2時間近くにわたり会談を行い、二国間関係の強化や2022年にチュニジアで開催されるTICAD8に向けて連携することを確認しました。
チュニジアは、古くから海上貿易で栄えてきた商業都市であり、ハンニバル率いるカルタゴが古代ローマ帝国と争った(ポエニ戦争。ちなみに「ポエニ」とはラテン語で「商業で栄えたフェニキア人」のこと)という歴史があります。ポスト・コロナの新たな国際秩序が模索される中、こうした歴史も踏まえ、チュニジアとの間で、力ではなく、ルールに基づく自由で開かれた秩序を構築する重要性を確認しました。