本日の未明、バイデン大統領は、再選を断念し、選挙戦から撤退する意向を表明しました。
上院議員、副大統領、大統領と政治経験豊かで、様々な功績を残してきたバイデン大統領にとって、重い決断だと受け止めています。そして、民主党の大統領候補として、ハリス副大統領への支持を明らかにしています。現職の大統領が、選挙戦途中で撤退を表明するのは、同じ民主党のジョンソン大統領以来、５６年ぶりです。８月の民主党大会まで１ヶ月を切っており、民主党内の動向にも、注目が集まっています。大統領選は、まだ３カ月以上先のことで、最終的な結果はどうなるかわかりません。
先週までは、接戦州でトランプ氏がリードを拡げており、米国内の雰囲気は「ほぼトラ」といった感じでした。バイデン大統領の撤退表明という新たな事態を受け、民主党の動きも含め、今後、どうなるか注目していきたいと思います。