2017年10月27日
本日は第2回人生100年時代構想会議が官邸で開催され、最優先の課題である「幼児教育、高等教育の無償化・負担軽減」について意見交換を行いました。幼児有識者議員の皆様から、現実的・建設的で非常に有意義なご意見をいただきました。最後に総理から、以下のようなご発言がありました。
・3~5歳児の幼稚園・保育所については全面無償化。
・0~2歳児について待機児童の解消を進めるとともに、所得の低い世帯について無償化。
・どんなに貧しい家庭に育っても意欲さえあれば専修学校、大学に進学できる社会に改革。(高等教育の無償化と授業料減免措置・給付型奨学金の拡充)
・待機児童解消を目指す子育て安心プランを前倒しし、2020年度末までに32万人分の受け皿整備を進める。…
・介護人材確保のための処遇改善。
・これらについて、年内に2兆円規模の大胆な政策を取りまとめる。
・財源については、税財源を主とし、大宗は消費税率引上げによる増収分の使い道を見直し、活用する。
・一方、与党における人生100年時代の制度改革の議論を踏まえ、産業界においても、3,000億円程度の拠出をお願いする。
こうした対策を含む「政策パッケージ」を年内まとめ、2兆円規模の大胆な政策を実行したいと思います。