2018年6月13日
本日、「人生100年時代構想会議」において、「基本構想」を取りまとめました。人生100年時代を見据えた経済社会システムの大改革に挑戦する「人づくり革命」。この基本構想が、その屋台骨・主要政策となります。
9か月間にわたり本当に集中的な議論を重ねてきました。その結果として、2兆円の財源を活用し、
①幼児教育無償化、②待機児童問題の解消、③高等教育無償化、④介護職員の処遇改善を実施。
更に、⑤私立高校の実質無償化、⑥リカレント教育の抜本的充実、⑦大学改革、⑧高齢者雇用の促進を行う。
これだけの政策をまとめられたことは、有識者議員の皆様や、これまで支援していただいた皆様のおかげであり、感謝したいと思います。
今後、「人生100年時代構想」フォローアップ会合を設置し、これらの政策がしっかりと実施されていくよう、フォローしていきたいと思います。
最後に、イギリスから参加していただいたリンダ・グラットン教授からのメッセージをご紹介します。
「人生100年時代構想会議の一員となれたことを光栄に思います。こうした政府の試みは世界初のものともいえ、長寿社会を再構築する動きを先導し、前向きに捉えたものとして、実に注目に値します。100年時代の社会の設計に携わった閣僚と有識者の皆さんに感謝の意を表明するとともに、この試みが成功し続けるよう期待しています。」
(原文)
“I am honoured and delighted to be a part of the 100-Year Life Society Council in Japan. It is one of the first of such Government initiatives in the world and to be part of such a leading and forward thinking movement into reframing longevity has been truly remarkable. Thank you to all the Council ministers and members who have designed the society and I hope it continues to be a great success.”