2018年10月31日
TPP11協定についてご報告です。参加11か国のうち、日本を含む6カ国の国内手続きが今日までに終了し、60日後の本年12月30日にTPP協定が発効することが確定しました。
昨年1月の米国の離脱表明以降、我が国が議論を主導し、昨年11月にベトナムのダナンで大筋合意、3月8日にはチリで署名式を行いましたが、年内の発効が決まったことで、わずか2年に満たない期間でTPP11を実現することができました。このTPP11、域内人口5億人、GDP10兆ドルという一つの巨大な経済圏を作り出し、日本のGDPを7.8兆円押し上げると予測されています。
来年早々には日EU・EPAも発効します。今、世界で保護主義の流れが拡がる中、21世紀型の自由で公正なルールを世界に拡げていく動きを、日本として引き続き主導していきます。