2020年7月9日
本日午前、約1時間にわたり、ビーガン米国務副長官兼北朝鮮担当特別代表の表敬を受けました。
今回のビーガン副長官の訪日は、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、初めての外国要人の訪日となりました。表敬は、ソーシャルディスタンスの確保を含め、感染防止対策を徹底した上で行いました。
ビーガン国務副長官との間では、新型コロナウイルス感染症の拡大という危機においても、日米が連携して「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を維持・強化することが重要であることで一致しました。また、私からは、過去60年を通じて日米同盟が強化されてきたが、新型コロナの感染拡大や地域の安全保障環境の変化の中で、時代に即した形で日米同盟を一層深化すべく、米国と取り組んでいきたい旨を述べました。
ビーガン副長官からは、日米同盟はこの半世紀の間、アジアの平和・安定・繁栄の礎であり、新しい時代に即して更に発展させていきたいとの発言がありました。
さらに、強固な日米同盟の下で、北朝鮮情勢を含む地域情勢や国際社会における共通の課題に連携して取り組んでいくことを確認するなど、非常に突っ込んだ意見交換を行いました。