2020年10月10日
モンゴル訪問を終え、先ほど帰国しました。本年7月の第二次フレルスフ政権発足後、最初に訪問した「第三の隣国」の外相として温かく迎えていただき、エンフタイワン外相、バトトルガ大統領、フレルスフ首相との間でそれぞれ有意義な意見交換を行うことができました。
外相会談では、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有する「戦略的パートナー」であるモンゴルとの間で、政治・安全保障、経済、国民交流等、幅広い分野での協力を更に発展させることで一致しました。また、両国が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組を共に進めていくことで一致するとともに、拉致問題を含む北朝鮮への対応に関し、引き続き協力していくことを改めて確認しました。さらに、新型コロナの経済的影響を受けたモンゴルを支援するため、250億円の緊急支援円借款供与に関する交換公文への署名を行いました。
今回、新政権が発足して間もない両国の間で、「戦略的パートナーシップ」の一層の強化を改めて確認できたこと、また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組を共に推進していくことを再確認できたことは、極めて有意義でした。今後とも、日本の大切な友人であるモンゴルと、両国間の「戦略的パートナーシップ」を一層力強く発展させていきます。