2020年12月13日
今、インド洋の要衝に位置するモーリシャスに来ています。モーリシャスは、その安定した政治と高い経済力で「インド洋の貴婦人」と呼ばれています。また、詩人ボードレールが「レースに縁取られた島」と詠った美しい景観の島です。
先ほど、貨物船WAKASHIOの座礁現場とモーリシャス南東部のクレオール川河口を視察しました。本年8月の油流出事故の際、マングローブが生い茂るこの河口は、油まみれになってしまいましたが、モーリシャスの集中的取組もあって、今では見違えるほど周辺の海がきれいになっていました。
視察後には、日本の協力案件を具体化するためにモーリシャスで活動中のJICA調査団から報告を受けました。モーリシャスに寄り添った協力案件が着実に形成されてきており、私からは、調査団の皆さんに、労いの言葉を伝えました。
今回の訪問中にも、ジャグナット首相を始め、モーリシャス政府から、日本の支援に対する感謝の言葉を頂きました。今後も、日本として、様々な分野で中長期的にモーリシャスの発展に協力していきたいと思います。