2021年8月4日
昨日の日ASEAN外相会議とASEAN+3外相会議に続いて、本日、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議に出席しました。
これらの会議では、まず、新型コロナ対応について、COVAXファシリティを通じたワクチンへの公平なアクセスへの貢献、ASEAN向けの計960万回分のワクチン供給、コールドチェーン整備等の「ラストワンマイル支援」といった日本の取組を説明し、ASEAN側から謝意と高い評価が示されました。
「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」については法の支配、航行の自由、自由貿易、開放性、透明性、包摂性など、FOIPとAOIPが本質的な原則を共有していることを踏まえ、AOIPの進展につながる具体的な協力を進めていくことで一致しました。
また、地域情勢については、ミャンマー、東シナ海・南シナ海、香港、新疆ウイグル自治区、北朝鮮について、日本の立場をしっかり説明しました。
日ASEAN外相会議では、2023年に日ASEAN友好協力関係50周年に当たって特別首脳会議を日本で開催するとの提案を行い、ASEAN側から賛意が示されました。
明日以降もASEAN関連外相会議が続きますが、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組を含め、ASEAN各国等と緊密な連携を進めていきます。