2020年9月23日
本日夜、国連安保理改革に関するG4(日本、ブラジル、ドイツ、インド)外相テレビ会合に出席しました。
この会合では、国連創設75周年の機会を捉えて具体的進展を図るための取組について議論しました。G4外相は、新型コロナウイルス感染症を理由として本年の安保理改革に関する政府間交渉(IGN)が中断し、G4の要請にも関わらず、その後、オンライン会合等が実施されなかったことに懸念を表明しました。
その上で、今会期の国連総会におけるIGNの早期開始を求めるとともに、引き続きIGNのプロセス改善とテキストベースの具体的交渉の開始を目指すことを確認しました。
また、G4外相は、国際社会が直面する課題に対応する安保理の能力を強化するため、国際の平和及び安全の維持に責任を負う能力と意思を有する国やアフリカの代表性向上が不可欠である点を強調し、安保理の早期改革に向けて他の有志国との緊密な連携を更に強化することで一致しました。