2025年11月13日
















カナダ・ナイアガラでのG7外相会合が終わり、日本に向かっています。
私にとって4年半ぶりとなる今回のG7外相会合では、中東やウクライナ情勢に加え、我が国が重視する自由で開かれたインド太平洋などについて、2日間にわたりじっくりと議論を行いました。
自由、民主主義、法の支配といった基本的価値と戦略的利益を共有し、機動的かつ効果的に機能しているG7の役割は極めて重要であり、このことをG7外相との間で改めて確認しました。
2日目は、インドやブラジルといった招待国の外相も加わる形で、海洋安全保障やエネルギー安全保障と重要鉱物をめぐる課題などが取り上げられました。私からはレアアースを含む重要鉱物のサプライチェーン強靭化の重要性等を強調し、G7及び同志国で協調していくことで一致しました。
また、本年のG7議長国カナダ、来年の議長国フランス、さらには英国やウクライナの外相との間で個別の外相会談も行い、連携を確認しました。
今年一年のG7議長国カナダの取組に敬意を表するとともに、アナンド外相のおもてなしに感謝します。引き続き、G7を始めとする同志国との間で緊密に意思疎通を行い、連携を進めていきます。