2013年2月26日
(冒頭発言)
なし
(質疑応答)
【日米首脳会談、TPP】
Q: まず、先週行われました日米首脳会談の受け止めとTPP交渉についての今後の見通しについてお伺いできますでしょうか。
A: 日米首脳会談におきまして、TPPが聖域なき関税撤廃を前提とするものではない、こういうことが確認をされたわけでありまして、総理が大局的な立場に立って、最終的な判断をされると思います。
Q: それは時期としては近々ということでよろしいでしょうか。
A: それ程時間を置かずにということをおっしゃっていたので、そういうことと思います。
Q: 一方でアメリカ側からすると、関心事項として自動車、保険などまだ詰めるべきところが残っているように思いますが、この辺りの見通しはいかがでしょうか。
A: 日米首脳会談において、日本も、そして米国も、センシティビティを有するということを確認されました。もちろん実際、様々なやりとりというのは交渉の中で行われるものでありますけれども、その前に詰められる点については協議を進めていきたいと思っています。
Q: TPPの交渉の中で、従前試算をなさっているということですけれども、時期だったりとか、一部報道で3兆円のGDP押し上げ効果などというのもありましたけれども。
A: 今内閣府でモデルを回して、試算の作業を進めていると承知しております。しかるべきタイミングで発表するということになると思います。
Q: 参加表明の時期と比べると、ということは。
A: 参加表明の時期も、試算の発表の時期も、それ程遅くならないのではないかと思っています。
【電力システム改革】
Q: 今日、システム改革について、総理の方からどのような指示がありましたでしょうか。
A: 今日の日本経済再生本部において、総理から、電力システム改革については極めて重要な課題であると、早急に内閣としての方針を取りまとめ、経済産業大臣において、この国会に所要の法案を提出する準備を進めてほしい、こういう御指示をいただきました。
Q: 閣議決定の時期などについての見通しはいかがでしょうか。
A: これから正に今日の指示を受けて進めるということになりますけれども、検討はこれまでも重ねてまいりましたので、できるだけ早い時期に閣議決定、そしてその後の法案の国会提出に持っていきたいと考えています。
Q: 政府としての取りまとめには、目標年次は入るのでしょうか。
A: 政府としての取りまとめに目標年次は入れます。
(以 上)