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茂木経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

平成26年2月7日(金)
8:50~8:53
於:参議院議員食堂前

(冒頭発言)

 

 

【貿易保険法改正案の閣議決定】
簡単に1点だけ、今日の閣議で貿易保険法の改正案が閣議決定いたしました。昨年のアルジェリアのテロ事件に見られるような海外におけるリスクの増大やグローバルな企業活動の多様化など、急速に変化する事業環境に対応して、貿易保険のメニューを拡大するものであります。
 当省として、この国会に提出する第1号の法案ということでありまして、早急な成立を期して、日本企業のグローバルな活動を後押しをしていきたいと考えております。
 私から以上です。

 

 

(質疑応答)

 

【エネルギー基本計画】
Q: 今朝の一部報道で、もんじゅに関する計画を白紙に戻して、エネルギー基本計画から削除するということでありますが、この辺の事実関係と大臣のお考えを。

 

A: そのようなことは決まっておりません。現在、昨年末の基本政策分科会の意見を踏まえて、またパブリックコメント等々も反映させながら、政府原案、丁寧に作成をすると、こういう作業でありまして、現段階において、報道のようなことは決まっておりません。

 

Q: 報道には、一部核のゴミを減らす方向に転用するということもあるのですけれども。

 

A: それも含めて決まっておりません。

 

 

【春闘】
Q: 労使交渉、春闘がいよいよ始まりましたけれども、連合はベースアップを求めております。この点について大臣の御所見を。

 

A: 我々としては、この国会も好循環実現の国会と位置づけております。企業業績、相当な改善が見られるわけでありまして、これが賃上げにつながり、所得、消費が拡大して、更なる投資を生むという好循環実現のためにも、労使間で話し合われることでありますけれども、ベースアップも含めて、賃上げが多くの企業で実施されることを期待したいと思っております。

 

 

【企業業績】
Q: 決算が相次いで発表されておりまして、非常に業績がいい企業が相次いでいますけれども、好循環の観点でどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

 

A: 7割の企業が増収増益という形でありまして、非常に傾向として明るい数字が見られるなと思っております。これが確実に賃上げ、そしてまた消費の拡大というものにつながることを期待したいと思っております。

 

 

(以 上)