TV会見・記者会見

茂木経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

平成26年1月14日(火)
10:42~10:49
於:記者会見室

(冒頭発言)

 

 おはようございます。私の方からありませんので、どうぞお願いします。

 

 

(質疑応答)

 

【エネルギー基本計画】
 Q: そうしましたら、幹事社から1問だけ、エネルギー基本計画の閣議決定の現時点での時期の見通しについてお願いします。

 

 A: できるだけ早くと考えておりますが、先日も申し上げたように、パブリックコメントに寄せられました国民の声、1万9,000件に上ります。同時に自民党の方でも独自に今所属議員を対象にアンケートを行っている。

 こういったことも踏まえながら、関係閣僚において議論を進めたいと思っておりますが、私としてはいただいた意見、これを踏まえて、例えば天然ガス、これはシェールガス革命を踏まえた調達のあり方、さらにしっかり書き込む必要があると思っております。
 同時に石炭についてでありますが、より高効率な技術開発、こういったものをしっかり進めていきたいと思っております。
 また、再生可能エネルギー、これは今後3年間で最大限の導入を進めるということでありますけれども、3年にとどまらず、その先も見据えて、より積極的な表現にしていきたいと考えておりまして、そういった議論をこれから進めていきたいと思っております。
 冒頭申し上げたように、できるだけ早くまとめたいと思っておりますが、極めて重要な問題でありますので、プロセスが拙速にならないようにしたいと考えております。

 

 Q: そうしますと、今月というよりも来月以降の閣議決定というようなイメージなんでしょうか。

 

 A: 閣議決定は、もともと1月というより、取りまとめを1月と考えておりました。もともと政府としての取りまとめを。それで、与党プロセスを踏んで、どこかのタイミングで閣議決定ということで、今までも1月にエネ基取りまとめを行うということで、当然取りまとめを行った後、与党プロセスを経て、どこかのタイミングで閣議決定ということになると思っております。

 政府としてのいわゆる原案の取りまとめについては、今申し上げたような状況も勘案しながら、プロセスが拙速にならないようにしたいと思っています。

 

 

【東京都知事選挙】
 Q: いろいろ報道されていますけれども、現在、都知事選に向けて脱原発を争点化しようという動きがあると思うんですが、そういうものについての大臣の受け止めをお願いいたします。

 

 A: 都知事選、これは例えば党本部で質問していただいたほうがいいと思うのですが、まず争点というのは、一般的に都民の皆さんがお決めになることだと思います。
 それで、アンケート調査等々を見てみますと、やはり都民の皆さんの関心、例えば、医療であったり介護の問題、そして都市防災の問題に対して高い関心を示していると承知をいたしております。
 一方、エネルギー政策、そしてエネルギーのミックスは国全体で取り組むべき課題であると理解をいたしております。

 

 

【エネルギー基本計画】
 Q: 先ほどエネルギー基本計画について、例えば、天然ガスですとか石炭については加筆の可能性もあると御示唆されたと思うんですけれども、いわゆる原子力政策について、現状の素案から加筆ないしは添削の必要があるとお考えになる点はありますか。

 

 A: 今、1万9,000件のパブリックコメント、精査をいたしております。また、党の独自のアンケートも集計終わっていないと思います。与党の意見も踏まえなければいけない。更に、この問題については相当意見に幅があります。

 その中でどうするかということは、今後判断をしていかなければいけないと思っておりますけれども、原子力につきましては、単に原発の稼働の問題だけではなくて、特に最終処分をどうするかと、こういったことについて、今まで以上に踏み込んだ検討は必要と思っております。

 

 Q: もう一点重ねて恐縮ですが、現状のエネ基の素案ですと、新増設については言及はされていませんが、総理が年頭の発言の中で「現時点においては、全く想定していない」というふうにおっしゃっていまして、この点について、より踏み込んだ表現をする可能性はありますか。

 

 A: この件、私は何度も申し上げているのですけれども、原発の安全性については、まず独立した原子力規制委員会において判断が行われる。

 そして、原発については、いかなる事情よりも安全性を重視する。その中で既存の原発の安全性の確認、これが最初のステップになる。

 そして、新増設、これにつきましては、その次のステップということになりますので、少なくとも今回のエネルギー基本計画の中で新増設について方向性を出すということは想定をいたしておりません。

 

 Q: しつこくてすみません。「新増設について方向を出さない」ということを明記する可能性はありますか。

 

 A: エネルギー政策ですから、例えば、あらゆるエネルギーというのはあります。本当に再生可能エネルギーの中でも、じゃ、鳥の糞を使ったエネルギーについて書き込みますかと。

 これについては「書き込みません」ということを書き込むのかというと、多分書き込まないのだと思います。同じように書くべきことはきちんと書いていきたい。それ以外のことは書かないということです。

 

 

(以 上)