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茂木経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

平成25年10月22日(火)
8:47~8:50

於:衆議院議員食堂前廊下

(質疑応答)

 


【汚染水対策】
Q: また福島第一原発で汚染水漏れがあったようですけれども、台風を前に、経産省としてまた何か新たな対策等ございましたら、教えてください。

 

A: 汚染水漏れというか、堰からの越流ということになるかと思いますが、放射能値が最高値で700ベクレル・パー・リットル。ただ、値は幾らにしても、こういった越流が起こったことは、極めて遺憾だと思っております。
 今週の後半には、また台風27号が予測をされるわけでありまして、東電には万全の対策をとることを要請すると同時に、必要になります資機材、ホースやポンプなどを、メーカーに対しても、きちんと供給するようにと要請を行っているところであります。
 今後、堰のかさ上げであったり、重層的な対策をとることが必要だということについては、東電に既に要請をしております。それに向けて準備に入っていると思います。

 

 

【経済連携交渉】
Q: 日本時間の夜中からという形なのですが、日米の並行協議ですとか、あと日EUのEPAの交渉、それから日中韓の準備会合と、いろいろ通商の関連の会議が相次いでいますけれども、どのようにこの会議それぞれ進展を期待するかというのを聞かせてください。

 

A: 我が国にとって、世界に「経済連携の網」を広げるという方針のもとで、大体70%の世界の地域をカバーする、こういう大きな目標で、マルチの経済連携、バイの経済連携、進めているわけでありますが、今週は日米の並行協議、更には日EUの3回目の交渉会合、そして日中韓の準備会合が予定されるわけでありまして、それぞれ精力的に会合を進めたいと思っております。

 特に日米の並行協議に関しましては、TPPとまさに歩調を合わせて、その進展も踏まえながら進める必要がある。当然、日米間で合意をしておりますTORの枠内で、しっかり合意が行われるように進めていきたいと思っています。

 

 

 

(以 上)